水辺の植物を野外採集しに行こう!

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水辺の植物を野外採集しに行こう!

水田では雑草と言われる嫌われ者も、水鉢ビオトープでは使えます。

手っ取り早く水辺植物に会えるのはやはり水田。山間の水田、休耕田などは水辺植物の宝庫です。水田内に生える オモダカ や コナギ。そして名前もわからない水生植物など、散歩がてら覗いて採集するのはとても楽しいです!

水田以外にも川や池でも自生の水辺の植物はたくさん採れます。野外採集できる水辺の植物は厳しい自然に負けないで、人知れずたくましく生きてる「山野草」でもありますね。


水田のオモダカ

これは、水田の稲の中に生えているオモダカ
稲作農家の方にとっては雑草ですが、矢じりのような葉が特徴ある
白いかわいい花を咲かせる水辺植物です。

野外採集するときのマナー

野外採集をする時はぜひこんなことに気をつけてお願いします。

水田周辺での採集は、農家の方がいたら一声かけましょう。
  農家の人にとってこれらの植物は雑草なので、
  だいたいはすんなり採集できると思います。

水田の中には入らないようにしましょう
  手を伸ばして採取できるものだけにします。

水田のあぜ道を壊さない。

自然の生態系をこわすほどたくさん採らない(捕らない)。
  特に日本での数が少なくなっている絶滅危惧種などの植物は採りません。
  どうしてもほしい物は種の採集に留めるなど、自然保護に注意します。

採取するのは地元地域ににたくさん生えているような普通種を採取する。
  メダカなどの水生動物にも言えることですが、その地域ごとに
  残されていた野生種との交配で遺伝子が混ざってしまうのです。

園芸店で購入した野生種との交配で遺伝子が混ざる可能性もあるので、
 水鉢内のタネや地下茎などが庭の外に逃げ出さないような注意も必要です。

おまけ 植物を採集する時は、土ごと採集し、ビニール袋などに入れて持ち運ぶと良いですよ。



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自然の中でつかまえた野生のクロメダカがうちにもいますが、植物の野外採集も含めて 飼えるだけ、お世話できるだけ、育てられるだけの数の野外採集をしています。 その後数は増えましたが、けして外へ逃がしたり放したりはしないようにしています。

また、最近は人工的に川岸を変えてしまい、メダカなど、流れの少ない川で暮らす生き物が 住めなくなり、絶滅状態になってしまっているそうです。 人が、生き物の住む場所を変えてしまったことには違いないですね。


自然環境を大切に考える者として、珍しい絶滅危惧種などを楽しむのは 個人で楽しむだけにとどめ、水鉢ビオトープ内の動植物は外に逃げ出さないよう、 野生化してしまうことのないように、細心の注意を払いたいものです。

又、自然の中で採集するのは家の周辺にたくさんいる水生動物、水辺植物だけにしたいと思います。 そして買うのは園芸種の植物やヒメダカなど、どこのペットショップでも売っているような ペット動物がいいと思います。





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