湿地や水辺の多年草、黄色い花をつけるキショウブ(黄菖蒲)はイエローアイリスとも呼ばれ、原産国は西アジア~ヨーロッパでありながら日本に自生(野生化)しているようです。
名前の通り黄色の、同じアヤメ科の花菖蒲(ハナショウブ)やアイリスと似た花を4~5月に咲かせます。
花菖蒲と比べキショウブは一本の茎から花をいくつか咲かせます。
花は咲いてもあまり長く開いていないのが残念ですが、一本からいくつか咲くので何本か寄せて水鉢に植えると次々と、長く楽しめる水辺の植物です。
日当たりの良い場所に水鉢を置けば、丈夫な植物なので栽培は簡単です。
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背丈が高くなる水生植物なので、水鉢ビオトープを作る時はやや大きめの水鉢かスイレン鉢を選ぶといいと思います。あまり株元が深く水の中に入りすぎ ない方がいいですね。キショウブ(黄菖蒲)は湿地性植物なので、水鉢を使わなくても鉢底を水にひたし、絶えず土が湿った状態にすれば育てられます。
黄菖蒲は株分けも簡単です。株が込み入ってきたら春の植替え時(3~5月)に株分けします。
水鉢ビオトープと自然環境のページも参考にね。
⇒水鉢ビオトープと自然環境