水鉢ビオトープでアカヒレを飼おう
アカヒレ(コッピー)はメダカと同じくらいの大きさで、とても飼いやすい淡水魚です。
アカヒレは名前の通りひれが赤くてきれいな、コイの仲間です。
酸素の消費量が少なくて、水質の悪化にも比較的強い魚なので、
小さなビンに入れられて、幼魚を「コッピー」として売られているのをよく見かけるようになりました。
ヒレが赤くてきれいなアカヒレ(コッピー)
アカヒレはオスのほうがひれが赤くて大きく鮮やか、メスのほうが色が薄いです。
メスはお腹がふくらんで丸みがあります。
稚魚は生まれて1ヶ月くらいの時から、ネオンテトラという熱帯魚と似た光る青い色がはいります!!
成魚になるまでにこれは消えてしまうので残念なのですが、幼魚の時の姿がとても美しくて素敵なので、ぜひ!増やしてみてください。
アカヒレは熱帯魚コーナーで売られていますが、暖かい地方なら冬でも屋外で越冬できますよ(^^♪。
アカヒレ(コッピー)の稚魚 少しだけ目の近くが青く光ります
改良種には、ヒレを伸ばした「ロングフィン」タイプや、黄色の体色をした「ゴールデン」タイプもあります。
スイレン(睡蓮)鉢
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水鉢ビオトープでのアカヒレの飼い方
- バケツの中に水道の水を入れて、一晩以上置き、水の準備をします。
- 水鉢の中に、水生植物を植えた鉢のまま入れます。
- 水生植物の鉢の回りに土や小石、砂利などを入れ、植物の鉢を安定させます
- バケツの汲み置いた水を入れます。
- 浮草を浮かべます。
- 産卵してもアカヒレの卵は無色透明、とても細かく採取ができないので
稚魚の隠れ家用にウィローモスなどを少し入れます。
- 中にアカヒレをそっと放します。
- バクテリアが発生し、水質が安定するまでは、水を三分の一ほど毎日変えます。
- タニシなどの貝類、ミナミヌマエビなど、少しずついろいろな生き物を入れることで、
生態系が整いやすくなります。
- アカヒレの餌はあげすぎないように、少しだけあげてください。
- 水は基本的に少なくなったら足すだけ。時々溢れさすなどして少しだけ入れ替えます。
アカヒレの増やし方
水鉢ビオトープ内にウィローモスなどを少し入れておくと、孵化後のアカヒレの稚魚の隠れ家になります。
孵化後、しばらくはアカヒレの稚魚は透明で、しかも小さいので肉眼では探しにくいのですが、
数日経つと肉眼で確認できるようになります。
初夏から9月頃まで産卵しますので、見つけたらすくって別の稚魚用容器(水鉢)へ移します。
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